【第3回】旅行を楽しむためのしつけ(トレーニング)ポイント(3)~ハウス編~

こんにちはっっ★
ドッグライフパートナーwithのかわなべです!

本日4/26(木)は、犬連れ旅行♡コラムdeアドバイスの第3回です♪

テーマは、しつけ(トレーニング)の1ポイント、「ハウス」。
「ハウス」と聞いて、どのようなトレーニングを思い浮かべましたか??

おそらく2種類に分かれるのではないでしょうか^^;

一つ目が・・・・
「ハウスの中で、落ち着いて過ごせるようにするトレーニング」

もう一つが・・・
「ハウス」というコマンド(指示)で、クレートやキャリーバッグに入ってくれるトレーニング

旅行で必要なのは、どちらでしょうか??

答えは、「どちらも」です。
ただし、どちらかを重視するのであれば、私個人的には前者になるかと思います。

旅行とは、人間にとってはその移動時間が楽しかったり、宿で癒されたりと
「緊張」よりは「緩和」イメージが強いですが、

犬にとっては、「刺激」と「緊張」の連続です。

知らない場所に行き、知らない音を聞いて、知らない人と出会います。

その時に、「安全地帯」が無いことは、犬にとってすごくストレスとなってしまいます。

そのストレスを減らしてあげるために、ハウスを「安全地帯」として犬に用意します。
ただ、そのハウスをまず「安全地帯」と認識していなければ、意味がありません。

家の中でできないことは、外では絶対にできません。

家の中でハウスでおとなしくするのが難しいのなら、
旅行先のハウスは、怖いし知らないし匂いがしないし(又は別の犬の匂いがするし)
不安でいっぱいで、おとなしくするどころではありません。

ハウスの中で落ち着いていられるように、家で練習を始めてください。

できれば、そのハウスは旅行に持っていくものを使ってください。

宿泊先が「犬用サークル完備」なら、中に入れてあげるクッションや毛布などを準備し、
それを家でも使っておいてあげると良いかと思います♪

犬をハウスに入れたら、中でおやつ(時間が少し長めに持つようなもの)をあげます。
噛むタイプのものでしたら、噛んでいるうちに犬は疲れて眠くなってきますので、おすすめです。
コングなど、中に色々なものが詰められて、犬が夢中になるものだともっと良いです☆
入っている間にいつも「良いこと」が起これば、犬は自然とそこが好きになります。

元々狭くて暗い場所は好きな動物なので、「狭いし・・暗いし・・・怖いんじゃないかしら・・・」
というご心配は無用です☆

中で騒ぐのであれば、騒いでる間は絶対にドアを開けないようにします。
目が合うような形式のものであれば、目も合わせないようにします。
見ざる、聞かざる、言わざるです。
根競べです。

中でおとなしくしている時には、おやつを追加してあげたり、ドアを開けて外に出し、
ふれあい時間を作ったりしてください。

もう1つの、「ハウス」の指示でハウスに入ってくれるトレーニング。

これは必須ではないですが、とっても便利です。

移動中にちょっと急ぎたい時など、「ハウス」のコマンドで自分から戻ってくれたら
かなり助かりますよ!

最初はおやつをハウスの中に投げ入れたり、そもそもハウスに近づかない場合は、
遠くから「ヘンゼルとグレーテル作戦」で、パンくず・・・じゃなかった(笑)おやつを、
ぽつんぽつんと落として誘導し、徐々にハウス近くでおやつを食べるようにします。

ハウス前で慣れたら、ちょっとずつ中におやつを置くようにし、犬の体が
全部ハウスに入るようになったら、入る瞬間に「ハウス」など指示の言葉を加えます。
(この時声が大きかったりすると、ビクッとして入らずに戻ってしまうかもしれないので、
 落ち着いて、穏やかにどうぞ♪)

それを繰り返してある程度犬がハウスに入ることを覚えたら、
今度は犬に「何を飼い主は求めているのか」を考えてもらう番です。

今までは、自分がこのスペース(ハウス)に入ると、「ハウス」という声が聞こえていた・・・。
犬はここまででそれを学習しています。

なので、ハウスの近くに犬がいる状態(ぷいっと無視してどこかに行かないよう、リードをつけておいてください)で、
名前を呼んでアイコンタクトを取り、そこで「ハウス」と声をかけます。

(アイコンタクトをとっている状態での指示と、とれていない状態での指示は入り方(犬の従い方)が全然違います。
目を合わせた状態での指示を頑張ってみてください☆)

犬は考えます。飼い主が「ハウス」と言っている。自分は何をしたらごほうびをもらえるんだっけ??
わかりやすいように、ハウスを指さししながら指示してもOKです。
中々答えがわからないようなら、導いてあげます。
ハウス、と言ってから、おやつをハウス内へ投げます。(指さししながらボーリングのようにすっと投げ入れる感じ)

その後、この誘導は最大級の誘導方法なので、徐々に簡易型に変えていきます。
おやつを手にもって「ハウス」の指示と指差しをしますが、おやつを投げずに
ハウスの入り口で止めます。犬が中に入ったら、すかさず褒めておやつをあげます。

ここまでできれば、あとは手を止める距離をハウス本体から離していくこと、おやつを見せずにやること、と
難易度を上げていけます。

この「ハウス」の指示を教える時に、
「なんだか犬をだましてるみたい・・・おやつでおびき寄せて閉じ込めて・・・(ヘンゼルとグレーテルの魔女的な)」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、犬にとって「だまされた」という感覚はありません。
「この人、おやつをくれるように見せかけて、僕をだました!ひどい!人間なんて嫌いだ!」
なんて絶対に考えませんので、ご安心ください♪
場所(ハウス)、言葉(ハウスの掛け声)などと、その時の感覚が関連づけられますので、
その場所や言葉が自分に与えられた時、良い事があったのか、悪いことが起きたのか、というだけの判断になります。

ここでまた我が家の茶々丸さん。
「ハウス」のコマンドが大好きで、その指示で私が指差す「ハウスらしきもの」に入ればいいことを完璧に覚えています。

スーパーのビニール袋。あの白い袋を、茶々丸の前で広げて「ハウス」と言えば、その中に入ります。
そのまま持ち上げても、暴れません。

最近試してませんが(え!!??)、キャリーバッグで「ハウス」を数回練習したあと、そのバッグを部屋の一番遠くや、
別の部屋において「ハウス」と言うと、そこまで一生懸命にバッグを探しにいって、入っていました。

数年前、キャリーバッグ(中で落ち着けるタイプの)で、飛行機にも乗って移動しましたが(座席の足元に置きました・もちろん許可が必要)
周りの方はそこに犬がいることに全く気づかなかったと思います。念のため練習を繰り返しての飛行機でしたが、
あの気圧の変化でどうなるか不安だったので、耐えてくれ、とても助かりました。

余談ですが、似たようなコマンドで、我が家には「なかへ」というものがあります。
部屋から部屋に移動したい時などに、扉を開けて「なかへ」と言うと、
そちらへ2頭とも移動してくれます。

日常生活で便利です(笑)余裕があれば、是非☆

コマンド(指示)でハウスに入る練習をしつつ、その時にドアを閉めたり閉めなかったり、
すぐに開けたりすぐに開けなかったりすると、犬も「ここに入るといつも長時間閉じ込められる」というイメージがつかず、
おやつももらえるので、中でおとなしくしてくれるようにもなりますよ♪

それでは、犬連れ旅行 コラムdeアドバイス、第3回は、ここまで♪
ここんとこもっと詳しく知りたい!うちの子にも教えたい!という方、
いつでもカウンセリング&トレーニングに伺いますので、お気軽にご連絡ください♪

第4回は同じくしつけ(トレーニング)編、「おトイレ」です!お楽しみに!

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